うたかたの日々

子どもの科学
タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時代

早川書房

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寒暖の差が激しい日が続く。大人でさえ、なかなか体調維持が難しいのに、
アレルギー体質の子どもには、さぞかしつらいだろう。

小泉首相の北朝鮮行きの成果は、可もなく不可もなく。
筋書き通りに運んだだけのような気がして。
各TV局の同じ画像を昨夜、今朝と見続け、やや食傷気味。

まあトップダウン型というのか、大統領型というのか、
自分で即断したら即行動に移す小泉首相のパフォーマンスは、
参院選を睨んでのことだが、支持率にどうつながったのだろう。
行政改革といっしょで、先鞭はつけた。
膠着状態から抜け出すようには、した。それは評価できるのだが。
問題は、そこから先だ。

死亡などと報告されている残りの拉致された人々は、
どうなっているんだろう。

それにしても、小出しにして、大きな要求を勝ち取る、
したたかな北朝鮮外交。

オリヴァー・サックスの自伝的エッセイ集『タングステンおじさん』を
読んでいる。少年時代に行なったさまざまな実験、電池の中身を調べたり、
医師だった父と往診に出かけ、打診だけで患者の病気を見抜いて感服させられたり。
分光器で見た世界のすばらしさや元素の周期表の法則的美しさの魅力など、
楽しい話がつまっている。

小学校のとき、過酸化水素水に触媒の二酸化マンガンを入れ、
水上置換で勢いよくぶくぶくとあわ立つ酸素とか、実験の授業を思い出した。
学研の『科学』のおまけは、随分とお世話になった。

理系離れを嘆くなら、いかに小さいときに、
「センス・オブ・ワンダー」を体感させるか、なんだけど。

いまの子どもは、理科の実験は好きなんだろうか。
ひょっとして余り実験なんかしたことのない人が教壇に立っているのでは。
ならムリか。
大人の科学の前に、子どもの科学だよな。



コメント(0)| Track back(0) | 2004-05-23 17:12:01