うたかたの日々

祖師谷温泉21
バスにのって

青土社

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バスに乗って祖師谷温泉21へ行って来た。
銭湯で天然温泉、施設も充実してるってんで、
前々から行きたかったんだけど。

昔、住んでいたマンションのすぐ近くに銭湯があって、
よく出かけていた。
正月、朝風呂に行って、休憩所で火照った身体を
覚ましていると、TVでは箱根マラソンの中継をしていた。
いまも、ときたまだけど、銭湯に行く。

祖師谷温泉21は、岡崎京子が夫婦で行く途中、事故に遭ったところ。
確かに道は狭い。

立派な駐車場も完備している。
シャンプーやボディシャンプー、石鹸も備えつけ。

午後早い時間だけど、そこそこに混んでいる。

東京の温泉ならではのコーヒー色。
ヨードがこうなったんだっけ。
電気風呂もある。以前、電気風呂に下半身だけ沈めたら、
ピリピリ心臓にきた。電気椅子かよと思って、あわててあがった。

決してこちらから見たくはないけど、
男性器が目につく。
それこそチン座ましているものは、十人十色。

このようなものをくわえる女性には頭が下がるとかいう
山口瞳の文章を思い出し、笑った。

立派な商店街で、トンカツやらウーロン茶葉などを
買い込んでバス停留所へと向かう。

バスに乗ると、わずかな時間でも、旅気分が味わえる。
気分は田中小実昌か。
田中小実昌は、生前、二度見かけたことがある。
最初が新宿ゴールデン街、次が飯田橋・神楽坂。
トレードマークのニット帽をかぶっていた。

『自動巻き時計の一日』という隠れた名作があるのだが、
廃刊になったままだ。
田中小実昌ともう1人、片岡義男の文体がなければ、
村上春樹も生まれなかったとぼくはそう勝手に考えてる。

帰りに桜のアーチを見つけた。
来年の桜の季節には、車窓越しに桜を眺めて
銭湯につかって、帰りには、居酒屋へ寄ろう。



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http://www.yomiuri.co.jp/hochi/leisure/travel/onsen/2001/02/0203.htm







コメント(2)| Track back(0) | 2004-05-09 18:25:58