うたかたの日々

防災面でも分散型エネルギー
燃料電池が世界を変える―エネルギー革命最前線

日本放送出版協会

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葉っぱ64さんからの昨日のメッセージに関連して。
今朝の朝日新聞に中越地方の山間部はプロパンガスだと出てました。

あれこれいうより、
過去のレビューを読んでいただくのがてっとりばやい。発熱してるし。


『燃料電池が世界を変える エネルギー革命最前線』

広瀬 隆/NHK出版/2001年/1800円


< サルでもわかる燃料電池。 >

実は、夏頃からだらだらとエネルギー関係の副読本のテキストを書いている。といっても、ほとんどがリライトなのだが。専門家の原稿をいかに一般の人にわかりやすく翻案するかが要求されるので、ある程度、知識をインプットしておかないと、匙加減がわからない。

で、そのコンテンツでぼくが最も興味をひかれたのが、燃料電池である。いろいろ資料やWebや本を漁ったりしてみたのだが、各論的というのか技術論的なものばっかり。もっと根本的なものが知りたいと思って出会ったのが本書である。

作者はそうあの『東京に原発を』の広瀬隆。総論も総論。「アポロに搭載された燃料電池」のエピソードや各企業の主導権争いや目まぐるしいアライアンス、ブッシュファミリーやビル・ゲイツなどアメリカの政治家・実業家との絡み、今は亡きエンロンの話も登場してくるなど懐が深い。もちろん、技術面に関してもたっぷりと。

まずは、「地球温暖化現象=二酸化炭素悪玉説」について、きっぱりと否定している。問題なのは「工場と発電所と自動車の巨大排熱と有害排ガスをいかにしてなくすか。これを極限のゼロに近づけることが、エネルギー革命のゴールなのだ」と。

知っての通り、電気は水力、火力などの大規模発電によりつくられ、長い距離を送られてくるが、それにより、なんとロスが60%近くもあるそうだ。そのロスをなくすのには、電気を使うところで電気をこしらえる(発電)するのがベスト。で、これを分散型電源という。これには、2タイプあって、1つがガスエンジン・ガスタービン発電、もう1つが、燃料電池である。燃料電池にすれば電気のロスはほぼ20%近くまで飛躍的に減少するという。

燃料電池の仕組みは「水素と酸素が化学反応を起こし電気と熱と水を作るもので、水の電気分解の逆の反応」である。作者がいうように「燃料電池」という言葉は、誤解を招きやすい。要するに、発電機なのだ。しかし、ただの発電機ではない。電気を起こすと、同時に熱湯が生まれる。

「台所やバスルームで使うお湯のために、家には給湯器を設置するが、その給湯器に支払う金で、ついでに家中の電気がついてしまう」。しかも排出するのは水だけで、「NOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)などの有害物質がまったく出ない」環境に優しいゼロ・エミッション。文字通り「魔法の小箱」である。

年々伸長するエネルギー事情。電力問題の現状に目を向けてみると、その決め手として期待が寄せられていた原発だが、電力会社の相次ぐ事故の隠蔽により、旗色はますます悪くなろうとしている。ポスト原発の重責を担う最有力候補が、燃料電池なのだ。

夏場に電力会社が家庭に向けて「冷房の温度はほどほどに」などの省エネを呼びかけているが、作者はそれは焼け石に水だと述べている。まずは、省エネはエアコンやパソコンなどに費やされる電力消費量が莫大なオフィス・工場ユースからであると。燃料電池にすれば、「照明からエレベーターなどの動力源、冷暖房の熱源として利用できる」ようになる。

燃料電池というと今年の末に販売される燃料電池自動車がいちばんポピュラーだが、「ノートパソコンや携帯電話用電池」や「非常用・緊急時用・工事用電源」としてなど、使い途は、広範である。

現在、燃料電池は、公共施設やホテル、病院などで導入されており、家庭用の小型タイプが販売されるのも、時間の問題だとか。近い将来、「都市ガスやプロパンボンベのガス管」の先が燃料電池と直結するようになる。−未来は、もうそこまでやって来ている。

-review japan『自動筆記』より転載-


ここから新たに補記

要するに従来の中央集中型エネルギー源では、どうしてもパイプラインなどが寸断されれば、一斉に元栓を締めるしかなくなり、復旧にもものすごい手間と時間がかかる。その点、燃料電池のような独立分散型エネルギー源だったら。ただし、家が倒壊してしまえば元も子もないが。








コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-31 17:31:42

シェルターとしてのクルマ
中越地震の惨状は、むしろ、これからだろう。

ライフラインである道路が断絶されていて、
道端に簡易宿泊所と化したクルマの連なりは、
大変さを物語っている。

都会と違って地方はクルマ社会だから、
当然、クルマがシェルター代わりになる。

しかし、やはり、窮屈な車内では、
何日もの寝泊りは厳しく、
エコノミー症候群になりやすく、
亡くなる人も出ている。

ガソリンだってSSには、
そんなに潤沢に備蓄はないだろう。

公民館や集会所など共用の施設の被害は
どの程度なのだろうか。

角栄全盛時代に、公共事業で建てられた
使われていない立派なウワモノはないのだろうか。

それときわめて素朴な疑問なのだが、
地方の都市部はいわゆる都市ガスでガスが通じないのはわかる。
山間部などはLP(プロパン)ガスのはず。
住まいが壊滅していなければ、たぶんLPガスは使えるので
(ボンベに残量があれば)煮炊きはできると思うのだが。
そのへんの情報ってサマツだから新聞は書かないのかな。

小千谷市とかは救援物資が山のように届いて
困っている状態だけど、山間の村は、物資が不足しているようだし。
自衛隊のヘリを飛ばして、パラシュートで物資を投下するとこって
できないのだろうか。

うちはクルマはないけど、カセットコンロとペットボトルの水はある。
米は、さっき特売の10キロを買ってきた。
缶詰と好物のカップ麺もある。

「震災時井戸水提供の家」ってのに、指定されているけど、
前にも書いたかもしれないが、
モーターが電力なんで停電したらなんの役に立たない。

以前、井戸水の水質検査を受けたとき、
そう書いたんだけど、返事は、なしのツブテ。




コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-30 18:03:08

気になることとモノ
その1 ミツカンの「Z」

ミツカンがCIを導入したけど、
ミツカンの英語のロゴタイプが「MIZKAN」となっている。
どうして「Z」になるのだろう。ヘボン式とかそういうのかな。
それとも世界マーケットを意識して、日本通の外人が
「Oh!ミヅカ〜ン」とでも呼んでいるのだろうか。
ミツカンのサイトをのぞいてもらちはあかない。

その2 キシリトール、ボトルでね

眠気覚ましとひらめきを期待して、
7月以降季節労働者となって<昼間はしょっちゅうガムを噛んでいる。
もう習慣化してしまった。ジジイから見れば
「ヤンキーのごとき、マネしよってからに」と噴飯モノかもしれないが。
通常のものでは、すぐ切れてしまうんで、ボトルにした。
ひよっとして、これってガムジャンキー?
捨て紙がついてるんだけど、ミニサイズのポストイット代わりに重宝しそうだ。
タバコのみでいうところの缶ピーみたいなものか。
高校時代、缶ピーがトレードマークの先生がいた。

その3 ハロウィンって

子どもが夜なべして(ウソ)カボチャのお面と斧をつくっていた。
急遽、学校でハロウィンパーティをすることが決まったとか。
ハロウィンというと昔勤めていた渋谷のオフィスを思い出す。
外人密度が高くて、カボチャのお面がコナラの木にひっかかって、
ずうっと往来する人たちを見下していた。
どこの企業の陰謀か知らないが、ハロウィンは年々盛んになっているらしい。
コスプレパーティの日か。
子どもにどんなカッコしてたと聞いたら、女子は魔女とかキティちゃん。
男子は圧倒的にヤクザが多かったらしい。
『ハロウィン』ってホラームービーがあったっけ。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-29 20:31:03

お湯割り、解禁
bk1の書評の鉄人であり、時折、メッセージもくださるSlowBirdさん。
Webやブログをされてないのかと疑問に思っていたら、めっけ。

早速、リンクさせていただきます。

SFなどの小説はもちろん囲碁にも造詣が深いようだ。
あと興味をもったのが、松本伊代に関するコメント。

いまはヒロミ夫人となり、ママドルでTVに出ているが、
伊代ちゃんといえば『オールナイトフジ』の司会。

土曜日の夜は、バイトの原稿書きながら、
コンテスト用のイラスト描きながら、見ていたなあ。

松本明子の「おま○○」事件も、
とんねるずがTVカメラぶっこわしたのも、
たまたま見ていた。

伊代ちゃんのあの独特のくぐもった声は、
藤本美貴に継承されている。

沖縄物産のお店「渋谷わしたショップ」のあるビルって、
確か伊代ちゃん名義のブティックが入ってたとこじゃなかったろうか。

ちょいと寒気がするんで、芋焼酎のお湯割りを飲む。
おお冬もマジかだ。

遅い鳥in玄々境々


コメント(3)| Track back(0) | 2004-10-28 20:19:03

頭が痛い
グッドラックららばい

講談社

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『グッドラックららばい』平安寿子、読了。
ペンネームがアン・タイラーにちなんだものだそうだが、
読後感はいい意味でも悪い意味でも違っていた、当たり前だが。

面白さにおいては、うまい人だと思う。
ただ全編フルパワーなんで、しんどいとこもある。

『父帰る』ならぬ『母帰る』ってのも、今日日ありだなと考えていたら、
ものの見事に書かれてしまっていた。

風采のあがらぬ信用金庫勤務の父親と専業主婦と二人の娘の一家の物語。
『あたしんち』のお父さんと、もろキャラがかぶってしまう。

日中、頭が痛くなる仕事をしてるし、
その上、室内の空気が悪くてほんとに頭が痛くなる。

ちょうどいい息抜きとなった。

忘れてたけど、一部で話題になっている『白い果実』ジェフリー・フォードも読み終えた。
何せ翻訳仕上げが山尾悠子なんで、読んでて彼女の新作のような錯覚にとらわれた。
どうもこの手のものに最近魅力を覚えなくなってしまった。
『ゲド戦記』のいっちゃん新しいのを読むことに躊躇しているのも、このあたりにある。

中越地震、罹災された人たちにどういっていいのかわからない。
葉ものの高さもそうだけど、予測できない自然の猛威。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-27 20:53:58

素樹文生ブログ
ワンダラン!

新潮社

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久しぶりに素樹文生のWeb日記を読もうと思ったら、
ブログになっていた。

出版を前提としたブログらしい。

彼は、ここんとこ、欝気味で、再びグラフィックデザイナーに就職しようとしている。
もったいない。どこぞに腕利きの編集者はいないのだろうか。

ぼくが編集者なら、彼にオートバイルポルタージュを依頼する。
日本全国、話題の場所へバイクで赴き、感じたことをテキストにしてもらう。
実にいい文体なんだから。

欝は、ものをつくる人には必須の資質だ。
陰々欝々滅々、のたうちまわらなければ、クリエーティプじゃない。
そう、『夕鶴』のおつうみたいに。

昔書いたレビューをば。


ワンダラン! 素樹文生

イケナイ宝箱〜ようこそ欝の世界へ 素樹文生



コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-26 20:38:58

石井桃子、ほぼ百歳
幻の朱い実 (上)

岩波書店

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最新号の『考える人』に石井桃子が取り上げられている。現在、97歳だそうだ。
彼女の翻訳した児童書、たとえばディック・ブルーナの『うさこちゃん』シリーズや
『ノンちゃん雲にのる』といった創作を手に取らなかった子どもは、
最近まで皆無といっても決してオーバートークではないだろう。
実際、ものすごい量の絵本や児童文学がいまだに書店に並んでいる。

以前、彼女の自伝的小説『幻の朱い実』を読んだが、
山の手のお嬢様の友情、そして翻訳業に身を入れていくさまや
戦前、夏休み、千葉の海に避暑に行くシーンが素敵だったのを覚えている。

同じ自伝的小説でもサガンなどの翻訳で知られる朝吹登水子の
自伝小説『愛のむこう側』は、正真正銘のハイソ、華族様なので、やたらカッコよかった。
日本の小説離れした小説。
ぼくは新潮文庫版で読んだのだが、とっくに廃刊だろう。

昼下がりのドロドロTVドラマのネタにいかがだろうか。

中産階級幻想が崩壊して、二極分化しつつある日本。とかいわれてるけど、
だったらノイエ・プチプル層にがんばってもらって、
このような成熟した文化でもつくってもらいたいもんだ。

一方、プロレタリアアートの象徴的なシーンとしては
『次郎物語』で次郎が金持ちの家でコーヒーをご馳走になるが
「砂糖湯のほうがうまいや」というシーン。


「Plain living 特集 子どもをめぐる耳よりな話その3 石井桃子の百年 子どもの幸福の翻訳者」



コメント(4)| Track back(0) | 2004-10-25 20:25:33

スマイル
スマイル
ブライアン・ウィルソン
ワーナーミュージック・ジャパン

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ブライアン・ウィルソンの幻のアルバム『スマイル』を聴く。
声がする、歌がある。とても30数年前のテイクとは思えない
(ニューテイクもあるようだが)。

前作『ペットサウンズ』が実験アルバムなら、
こちらは見事にポップスとしての一つの極みに到達している。

何せLPなんていうと、当時は、シングルの寄せ集めが主流の中で
コンセプチュアルにトータルでつくろうなんたって、
わかってもらうのは難しかった。

ピーチボーイズの枕詞が
サーフィン、ホットロッド、ラブだもの。
ファンは、アップテンポなノリのいい曲か、甘いバラード系があれば、
満足していたはず。

ブライアン・ウィルソンとヴァン・ダイク・パークス、
二人の鬼才(奇才)は、ポップスのデコンストラクションを試みた。
で、理解を得られず、おクラ入りとなった。

真夏の海じゃなくて、
旧盆を過ぎたあたりのちょっと藍色の度合いを増した海のような、
ちょっと翳りのあるハーモニー。

オーラスの『グッドバイブレーション』は、何度聴いてもいい。
この楽曲にテルミンが隠し味で使われている。
さて、どこでしょう。

同梱されているブックレットの巻頭のヘッドラインは、こうだ。
“Our Smile dream has come true.”
そのとおり。

前に書いたブライアン・ウィルソン関連ブログ
http://soneakira.blogtribe.org/day-20040304.html


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-24 15:01:34

めんそーれ
午後から渋谷に出る。
ようやっとブライアン・ウィルソンのアルバム『スマイル』を買う。

誕生日祝いに通勤用の靴を買ってもらう。
何せ年内通うオフィスは、スニーカー、ジョギングシューズはダメなんで、
かといって普通のプレーントゥーもねえ。

ラバーソウルの軽量の茶色いヒモの靴にした。
ぼくはヒモのない靴は基本的にダメなんで。

それから沖縄県産品ショップ『渋谷わしたショップ』へ行く。

まいりました。どれも、これも、ほしいものばかり。
誕生日祝いに泡盛一升瓶を買ってもらう。
泡盛もいろいろ揃っている。
ウミブドウ、生じゃなくて塩づけだったけど、あったので入手。
島唐辛子を泡盛につけてペーストにしたのも。
ほかにもこまごま。

スパムの缶詰や中身汁(ヤギ肉だっけ)のレトルトパックも
あったが、遠慮した。

店奥で食べたムラサキイモのソフトクリームはイケました。
ブルーシールアイスクリームもいろんなフレーバーがあり。
ゴーヤー味ってうまいかな。

帰りに、109のソニープラザにも寄ったけど、まだ来年のカレンダーはなかった。
ハロウィン商戦、たけなわって感じ。

そういえば、沖縄と並んで人気の北海道のショップも東京・八重洲口を通りかけたら、
オープン前の準備をしていた。

渋谷わしたショップ


コメント(5)| Track back(0) | 2004-10-23 17:01:03

行列のできない店
いい天気なので、日本橋界隈をぶらつく。
久しぶりにラーメンを食べようと店を探す。
行列のできている店とできていない店があった。

思案のしどころ。
基本的にイラチなので、行列のできていない店に入る。
どっからどうみてもおいしそうには見えない。
どこまでまずいか、期待して待つ。

スープを飲む。まずまず。
麺をすする。まず、い。期待どおり、いや、それ以上かも。
自分の直観を誉めてやりたい。

次は、行列のできていた博多ラーメンの店で替え玉だと、
心に固く誓った。

汚い店がうまいとか定説があったが、最近はそんなことはないようだ。
あとは、店員や店主がやたら威張っている店。
仮にうまくても行きゃしねえ。

体験談でいうと、ラーメンが運ばれてきて、コショウをかけようとしたら
「スープを飲んでからにしてくれよ。ちゃんと調味してつくってんだから」とか。
大きなお世話だ。そこそこうまい店だったが、数年前、たまたまその店の前を通ったら、
跡形もなかった。

ウワサのコレド日本橋を通過。。元日本橋東急。元々白木屋。
白木屋の火事で、当時着物でノーパンだったご婦人が恥じらいの余り、
たくさん亡くなり、それ以降ズロースなど下ばきが急速に普及する契機となった火災で
高齢者には知られる百貨店だった(って井上章一かい!)。

妻の友人が仲間とコレド日本橋にある高名なスペインレストランに行ったそうな。
感想は「高かった」。味よりも値段が先に出るときは、概してまあまあか、それ以下。
そんなことが多い。それと高いんだから、うまくて当然というのもある。
舌は厳しくなる。ゆえに安くてうまい店は、行列ができる。

日本橋三越新館ものぞく。
オバチャン、オジチャンのパラダイス。いやあ盛況でした。
新館は思ったより広くなかった。

仕事はひと段落。
今日は22日、ニャンニャンで猫の日。なんで、
猫草を花屋で買って手土産に。






コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-22 20:32:59

イメチェン現代新書
私・今・そして神―開闢の哲学

講談社

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《陸這記》 crawlin’on the groundにtb


昼休みに台風あがりの日本橋をぶらつく。
丸善がリニューアルになって(まだか)、本をのぞけないのがつらい。

アラブの石油王や『ハリー・ポッター』の作者だったら、
丸善の人文売場を書店員ごと買い取って私設図書館でもつくりたい気分。

念願だったうさぎ屋のどら焼きが買えた。
何度か前を通ったが、いつも行列だった。ラッキー。

日本橋三越の対面の書店でイメチェンした講談社現代新書を目にする。
シンプルでノスタルジックな感じのモダンなデザイン。
店頭で目立つという本もパッケージデザインの一つかなと思わせる。
誰が装丁をしたのかなと思ったら、「《陸這記》 crawlin’on the ground」に
よれば、中島英樹だった。

渋谷“ショーバイ上手”陽一のロッキング・オン社の雑誌の斬新的な
エディトリアルデザインでおなじみの人。

それまでは、現代新書はずうっと杉浦康平だった。
淡いクリームイエローの地のカバーと杉浦独特のタイポグラフィーと
本ページの紙質が好きだった。もちろん、中身も。

新書戦争に、これで勝つのか。

♪晴れた午後はいいね〜♪
山下達郎の『ドリーミング・デー』が口をついて出た。


コメント(6)| Track back(0) | 2004-10-21 20:07:05

内部観測
内部観測

青土社

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台風なんで、台風のせいにして早仕舞いして、地下鉄に乗る。
気のせいか、混んでいた。

別件もほぼ目途がつきそうなので、借りてきた本の続きを昼休みに読む。
『内部観測』松野孝一郎 郡司ペギー幸夫 オットー・E・レスラー共著

やさしかないけど、おもしろい。
郡司ペギー幸夫の「適応能と内部観測 含意という時間」より
チューリング機械の脚注が素敵だったんで、長いけど引用。

「計算行動を実行する仮想的機械で、チューリングによって考案された。それは我々が、
消しゴムで消しながら紙の上で計算する動作の抽象的形式である。チューリング機械は、
テープ(紙にあたる)とその上を走るヘッド(計算実行者にあたる)からなる。テープには
升目がきってあり、その飢えには記号が並んでいるが、空白も与えられている。一部略
チューリング機械はYesかNoの状態になったとき停止する」

「チューリング機械はYesかNoかいずれかに決定して停止するが、いずれとも決定できず
に停止しない場合もある。さらには、停止するか否かを判断できない問題もあり、それは
停止問題と呼ばれる。任意の問題に対して停止するか否か決定せよという問題は、停止問題である」

アラン・チューリングはツイてない同性愛の天才数学者。
その疎外感からコンピュータのルーツ、チューリング機械を考案したという作者の意見は
一読に値する。

うまくまとまったらレビューにするけど、
さあどうでしょう。
最近、ブログで与太飛ばしてるほうがラクで楽しくて。

ただ「内部観測」というコトバは気になるんで、継続掘り下げ進行中。ひでえ日本語。

猫が台風のせいか、やたら興奮していた。
さすが、ケダモノ。

使命感に燃えたアナウンサーがぬれネズミで台風中継するのは、
ええ加減にせえ。そんなの見たかねえ。


コメント(4)| Track back(0) | 2004-10-20 19:19:24

銀行員カフカ
変身ほか

白水社

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カフカが昼間は銀行員、夜は、しこしこ小説を書いていた逸話は
ファンならずとも周知のこと。

で、いま現在、期間限定の仕事で
カフカの末裔(?)である銀行員の方々とおつきあいしているんだけど、
ことあるたびに、なぜかカフカのことを思い浮かべてしまう。

昼間はきっちりと帳尻の合った世界にいて、
夜は正反対に不条理の世界にいる。
カフカにとっては、どちらも自分だったのだろう。

ほんとにマジメで融通がきかなくて、黙々と仕事をこなしている。

なんだけど、ぼくにも銀行員の血が半分、流れている。
母方の祖父が銀行員で、風邪なのにムリして出社して肺炎で早世した。
母が結婚前、祖父と同じ銀行で働いていた。

DNAなのだろうか、いまの仕事、だんだんなじんできた。
不思議なものだ。

池内紀新訳『変身』を読んだら、
要するに出社拒否の男の自意識が毒虫になったんだな。
笑ってしまえる小説なんだなと思った。

最近、朝の電車がとみに遅れる。
人身事故だの、架線事故だの、日替わりメニューでいろいろ。
ギュウギュウ詰めの電車じゃあ、本も読めやしない。

発見。ギューギュー押されたらついでに、背筋を伸ばすと、
揉まれていいマッサージになることに気がついた。

転んでもタダでは起きない男。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-19 19:24:08

ヴィデオ・ボーイ
火の玉ボーイ
鈴木慶一とムーンライダース
ワーナーミュージック・ジャパン

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メリハリのない日々を過ごしている。
それはそれで嫌いじゃない。
すぐなじんでしまうもので。

話は先週になるけど、NHKの桃井かおりが
司会をしている音楽番組にムーンライダーズが出ていた。
島谷ひとみとカップリングで。

いやあ、相変わらずで、バンドで映像が見られるとは思わなかった。
しかも、「ヴィデオ・ボーイ」を選曲するとは。
かつて遊びでやっていたバンドの練習曲だった。

当たり前だけど、うまい。
ダテに長いことやってない。

ちょいとマニアックになるけど、
ムーンライダーズVSはちみつぱいという図式がある。

ぼくは、ムーンライダーズ派なんだけど、
はちみつぱいも捨てがたい。

ライダーズじゃ誰が好きなのと聞かれたら、
かしぶち哲郎なんだよ、これが。

ドラマーとしてリズム隊の後方部隊を守っているけど、
歌うドラマー。書く詞も曲もいい。
日本映画のサントラも随分と手がけている。
興味のある人は、googってえ。

にしても、桃井かおり、出すぎ。うぜえ。
また人気が出るとは夢にも思わなかった。
その分、ムーンライダーズ、うつせよ。と、ファンなら誰しも、思ったはず。

昔からオトナのバンドというイメージがあった。

島谷ひとみと『シャンソン人形』を競演していたけど、
退廃的なアレンジ、このあたりは得意中の得意。
ゲーンズブルグの作詞・作曲だったんだ、へええ。












コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-18 19:27:07

スペインの宇宙食
スペインの宇宙食

小学館

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早起きして仕事にかかる。
先は長いが、できるだけ前へ進めておかないと。

近所の神社で秋祭り。
花の鉢植えを買いに行こうとしたら、
お神輿が通って行った。

子どもが小さいときは、
お菓子目当てで子ども神輿を引いていたが、
いまは卒業したようだ。

こんないい天気の日なのに、
こもって仕事とは、うれしい限り。

『スペインの宇宙食』菊地成孔を合間に読む。
前から気になっていた人。

ジャズミュージシャンでありながら、筆が立つ。
といえば、山下洋輔なんだけど、彼のブラックなユーモアとは異なる。
狭い読書範囲から似た人をあげると、
ミシェル・ウエルベック(ジャズの人ではないが)やボリス・ヴィアンの文体を想起させる。
ボリス・ヴィアンもジャズプレイヤーだった。
うーんと誉めると、セルジュ・ゲーンズブルグのような。

猥雑さとドライブ感が同居していて、カッコいい。つーか、洒脱。
多彩な仕事をこなしているんで、意外な人物との交流があって、
有能な編集者なら、まとまった小説でも依頼してみては、と思う。
ネタは持ってるし、才もありあり。

だけど、この本、実に読みにくい装丁。なんとかならないかな。

彼のアルバムの試聴ができる。ヴォーカルまでしているが、チェット・ベイカーかよ。

「DEGUSTATION A JAZZ」 菊地成孔

ついでに、彼のサイト

http://park10.wakwak.com/~kikuchic/



コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-17 16:43:27

ぼく
図書館へ行く途中のハナミズキが、いい具合に紅葉しつつある。
帰りにクリーニング店に寄って夏物を受け取ってきた。
もらいもののスーツが二着あって、ほんとに助かった。

寒い日本家屋に住んでいると、電車やビルの暖房がこたえる。
毛穴が開いて、瞳孔が広がり、動悸が激しくなり、血圧が上がる、感じ。

子どもが再びダウン。
今年の天候不順は、元気な子どもも大変なようだ。

涼しくなって元気なのは猫で、夏場の三倍は食べる。
体も丸くなって冬へのスタンバイはOKのようだ。

『結婚帝国 女の岐(わか)れ道』(信田さよ子 上野千鶴子) でも、
話題になっていたが、男の一人称、「ぼく」なのか「私」なのか問題。
いい歳こいて「ぼく」もないだろと二人は述べていたが、
なんかいまさら「私」というのも、着付けないタキシードを着せられているような気がして。

英語は「I」で、すんじゃうからいいけど。
でも、その分、やたら英文には「I」が出て来る。

日本の作家も欧米文学の影響で「ぼく」がやたら出て来るのもある。
モノローグなら「ぼく」を割愛した方が、文体にリズムが出て来ていい場合もある。

そうそう、田舎で「ぼく」を使うと「なに、気取ってんだ」といわれた。
「オレ」かあ。
「オレオレ詐欺」はあるが、「ぼくぼく詐欺」はないのだろうか。
ないなら、その根拠を少しだけ知りたい。

いまなら、ギター侍をマネて一人称は「拙者」がいいかな。

宿題、はかどらず。


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-16 17:45:03

アダルトサイト
昨夜のニュースを見ながら

妻「ライブドアがアダルトサイトでたたかれるのは変よね」
夫「誰だよ、プロ野球関連のジジイ連中にそんなチエをつけたのは」
妻「だったら、税金、ずうっと払っていない西武ライオンズの
オーナーなんてどうなるの」
夫「確かにね。上場企業でありながら、実体は、堤個人商店だった。
その体質が命とりになったけど、でも、いまだにそういう企業って多いと思うよ」
ダイエーも中内商店のまま膨張したし。社会悪からすれば、エロサイト、エロブログの
比じゃないよね」
妻「ダイエーなんて二度もメインバンクが借金棒引きにしてもらってるのに。
うちも住宅ローン、棒引きしてくれないかしら」
夫「ツブすのには、巨大すぎる、とかいってたけど。小さけりゃ、ツブしていいのかよ」
妻「ほんとよ」
夫「ライブドアのエロブログ、けっこう、エグいって」
妻「とかなんとかいって、夜中に、こっそり見てんじゃないの」
夫「ハハハ。ひょっとして、集団自殺クラブとかもライブドアブログでやってたりして」
妻「どうなのよ。ゴマかさないで」
夫「ライブドアの社長って伊集院光に似てないか」
妻「かもね。で、どうなのよ」
夫「・・・・・・・」




コメント(5)| Track back(0) | 2004-10-15 19:51:12

転校生
つっても大林監督の映画のことではない。
もっともあれは、正しくは『転校性』だと思うけど。

父親の仕事上、県内をグルグル引っ越した。
転校生経験がいまにして考えると、かなり生きる上で影響している。

転校生はいい意味でも悪い意味でも注目される。ただし、はじめのうちだけ。
甘く見られるか、一目置かれるか、
そこでそれからのスクールライフが天国か地獄になる。
転校早々、先生の質問に自分一人だけ挙手して答えてしまうと、
「何だ、あのヤロー」となる。
転校を繰り返すたびに、チャラけた性格にモデルチェンジしていった。

次は、つきあうヤツの見きわめ。
チャラけたぼくは『ドラエもん』のスネオみたいなもんだから、
ジャイアンの腰ぎんちゃくになる。
ガキ大将の庇護を受ける代償として、プロレスの技をかけられたり、
買い食いをおごらされたり、宿題の面倒を見させられたりする。

どこにでも優等生グループはいるけど、当然、反目する。
彼らよりテストでいい点をとることや絵画コンクールで賞をもらうことなどに
ひそかに燃えた。

場数を踏んで得た処世術なのだが、これが、仕事にも通じるから不思議だ。
フリーランスになる前、三つの会社に在籍したが、
ともかくしょっぱな、第一印象が肝心。
そう対処したのだが、二社目はコケた。
一年目は「デキないヤツ」、二年目は「ヤルじゃん」、
三年目は何かと仕事を押しつけられるようになり、次の会社に転職した。

新しい学校でイジメられ、前の学校に戻りたいと親に泣きついたこともあった。
転校生でよかったなんてことは、いまとなってだから、いえる話。

コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-14 19:41:58

相性とアイキュー
日本橋を定時に退社して四谷へ。
日本橋三越新館も見てないし、
ライトアップしている日銀旧館も見てない。

半年ぶりに訪ねる広告制作会社。
二度目なんでたんたんと打ち合わせは進む。
某製菓会社の冷菓の新製品カタログのコピー書き。

ひょんなことからネーミングの仕事をいただいて、
ちょぼちょぼと仕事が継続して、まとまったジョブになった。
これくらいの仕事の広がり具合がちょうどいい。

仕事は「相性とIQ」だ。
合わないと続かないし、
IQがお互いに低ければ、こりゃまた続かない。

ぼくは口数が決して多いほうじゃないんで、
サービスは、面白いセールストークじゃなくて
依頼されたものでこたえることにしている。

まずは量だ、質よりも。
それもなるべくバリエーションではないものを。

よく「冗談がいえるようになれば、しめたもの」とか
ビジネス書に書いてあるけど、営業職でなかったら、
あんまり関係ないんじゃないかな。

「誠実」の意味するものが正解なんだけど、
誠実じゃダサイんで、その代わりになるコトバは何だろう。

帰路、雨が上がったんで、アメショー二匹と時間差ですれ違う。
路地でネコが縄張り争いで、大ゲンカをしていたとか。

コメント(3)| Track back(0) | 2004-10-13 20:46:04

結婚帝国 女の岐れ道
結婚帝国 女の岐れ道

講談社

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『結婚帝国 女の岐(わか)れ道』 信田さよ子 上野千鶴子 読了。
知的な漫才とでもいえばいいのだろうか。
ハイレベルなアドリブの応酬。

現在三十代の女性のカルデ・サック(袋小路)ぶりを改めて知った。

昔勤めていた広告会社の女性が、はや、その世代の上限か。
ある日、何気なく「わたし、奥さん、欲しいな」とつぶやいた。
ふうん、そうなんだとも思ったし、うまいこと言うなとも思った。

彼女は一人暮らしだったが、
自宅暮らしの三十代の女性は、母親を要するに女中にしていると。

「仲良し母子」だのとかいわれているけど、
母親は自分の二の舞を踏ませまいとして、娘を鍛えた。
「経済力」があれば、夫の横暴にも耐え忍ぶことはなかったと。

で、「女の顔をした息子」にしてしまったと。
「総合職の女は『女の顔をした息子』」だって。
で「非正規雇用・非婚の三十代女」は「不良債権化」していると。

などなど、引きたい箇所がてんこもり。

「所有以外の愛し方を知らない男」の一文には、その通りでございますと、
かしずくしかない。

夫のDVで悩んでいる妻も、それはポジとネガの関係だと、信田はいう。


「(上野)マルクスの絶対的窮乏化論がなぜ誤りかというと、被支配階級というのは、
抑圧し、抑圧し、抑圧し抜くと、反発して立ち上がるのではなく、抑圧に慣れるからです」
ロゴスに対してパトスで一刀両断する、このあたりが上野の真骨頂か。

男、男はもっとダメだろう。
『結婚帝国 男の岐(わか)れ道』、売れそうにもない。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-12 21:06:34

マスコミの「マス」
muse_A_muse
We Mediaにおける協働の可能性に関して  (あるいは「台風の目」に関する長い話)にtb


団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」の
最新評論「ネット接続に群がる日本の光景」は、
たぶん、いまの日本のネット、ブログ状況を簡潔に、
しかもきわめて的を得て書かれている。

muse_A_museさんのブログも参考にして。
まだ浅漬けだけど。

ウエブログが隆盛を極める
  ↓
草の根ジャーナリズムが芽吹く(今度こそ)
  ↓
既成のマスコミに風穴を開ける
  ↓
プロのアマ化とアマのプロ化(音楽、風俗、演劇、お笑い、いろんものにあてはまる)
  ↓
ネットの前では皆平等という共同幻想
  ↓
ウエブログは金の卵を産むニワトリになるのか
  ↓
ライブドアがジャーナリスト(市民記者)を育成
(いまは楽天との仙台本拠地のプロ球団認知争奪戦でそれどこじゃないかも)
  ↓
賛否両論
  ↓
オールドジャーナリズム、マスコミはしかめっツラ、
「そんな正式なジャーナリスト教育を受けていないネットあがりに何が書けるか」
(こんなのばっか)でもホンネは既得権益を損なわれるから
  ↓
じゃあ、ジャーナリズムってなんなんだ
  ↓
マスコミの「マス」って言葉も有名無実化、空白化してるんじゃな〜い?
(波田陽区のメロディーで)
  ↓
堂々めぐり


でも、なんで今回の評論だけ、タテ組なの。読みにくいったらありゃしない。


団藤保晴の記者コラム「インターネットで読み解く!」評論「ネット接続に群がる日本の光景」

ライブドア、報道部門を設置し独自のニュースコンテンツを提供




コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-11 17:14:43

運動会
無事、運動会が決行された、いつもは5月なんだけど。
小学校が建て替え中なので、中学校の校庭を借りて行われた。

種目は、例年よりも減ってしまったが、
それなりにがんばっていた。

深夜の場所取りなんかないし、ビデオバカ親もあんまりいないし、
今年は、「全面禁煙」を宣言したんで、煙たくもなかった。

徒競走もリレーも騎馬戦もある。
それぐらいの競争や勝負は、させてもいいと思っているんで。

自分の子どもなのか、知り合いの子どもなのか知らないが、
徒競走でゲキを飛ばしているオヤジがいた。
やすきよの運動会の漫才ネタを思い浮かべた。
やっさんが自分の子に思わず「マクレ、マクレ」というヤツ。

子どもは志願して応援団に入った。
しばらく朝少しだけ早く登校して、練習をしていた。

子ども用の運動会のプログラムの表紙に
絵が採用されたと大イバリだった。

小学生ほど体格の差が時期はないだろう。
一年生はほんとにかわいらしくて、
六年生は私服だったら、おとなと変わらないコもいる。

気がついたのは、男の子でデブったコが多かったことだ。
ゲームのやりすぎなのかどうかは知らないが。

名物のマスゲームもなかった。
例年、なかなかのものだったのに。

肌寒い陽気だったけど、子どもたちの元気な声や笑顔で、
気分が和らいだような気がする。




コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-10 16:53:40

落ちたザクロ
台風の雨と風で、ザクロが道に落ちていた。
「ザクロのように」という比喩があるが、なかなか無残な姿で
ホラー風味にしたければ、
人間の首のようにも思えるとでも、たとえようか。

カキもイチジクも、観賞用か。
カラスやムクドリの格好のエサとなっている。

そのうち、クマが生ゴミを漁っていたりして。

子どもの運動会は、順延。

お向かいのお孫さんが、結婚式に招待されて、
雨の中、ドレスアップして出かけていった。
千葉とかいっていたが、大丈夫だろうか。

昨日、いい気になってビールを呑みすぎたかも。

除湿機がフル稼働している。
一晩で満タンになる。

雨漏りがしはじめたぞ、ボロ家め。
何せ築30年ですから。

たまったメルマガを読む。
日中出かけていると、メルマガを読む時間が取れない。
メルマガも整理しないといけない。

『結婚帝国 女の岐れ道』信田さよ子 上野千鶴子を
読み出す。

どちらもファンなので、
夢のようなトークバトル(?)だ。


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-09 16:40:49

大正生命主義
自然主義の臨界

勁草書房

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「自然主義の臨界」金森修著、読了。
前々から気になっていた作者の本の初体験。
どうも理系と文系をトランスクリティークする人に興味がある。
思ったより読みやすい文体。
鈴木貞美の『大正生命主義と現代』に触れ。大正生命主義が出て来る。
ぼくは図書館で借りて読んだが、
何よりも大正生命主義のポジショニングマップが素晴らしい。
大正時代が俯瞰できる。

ここだけでも、眺めてほしい。
大正と平成の今は通底が多い。
だからといって、すぐさま恐慌→戦争になるとは思わないけど。

マッピングは考え方を整理するのに役に立つ。
たとえばネーミングだったら、全体のバランスを見たり。
新製品を出すにあたり、現行の製品群をマッピング化すれば、
どのあたりをターゲットに絞り込めばいいのかがわかる。

ただし、最近は分衆だの個衆だのといわれて。
マッピングどおりにはいかないけれど。

なんで気に入ったか。それは、こんなところ。

「プラトン、アリストテレス、デカルト、カント、ヘーゲルなどの過去の大哲学者のテクストを後生大事に抱え込み、その一節を暗記するほどに読み込む代わりに、量子力学の基礎的業績のことも、遺伝子工学の最新研究のことも、まるで意に介さない、といったタイプの哲学者に、いったい何を期待できるだろうか。」

その通り。大概は、この手の人が教鞭を取っているからダメなんだ。
生きることに興味があれば、関心の対象がシフトしていくのは至極当然のことなのに。

今日は通っている制作室の飲み会。
50数名が集まったのは、壮観。お目当ての女の人とは、お近づきになれなかった。
ディスコやクラブじゃないつーの。



コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-08 21:09:57

アセる
昼休みにどうしても必要なデータが載っている小冊子を買いに出る。
日本橋から八重洲、行きは八重洲ショッピングセンターの中に入る。
ここのシケた喫茶店に元上司と知り合いと三人でお茶したことがあるが、
通るのは、それ以来かも。

湿度は低いが、気温は意外と高く、
Tシャツで公園の芝生に寝そべるのにはもってこいの日。

八重洲界隈の再開発もじかに見ると、すごいもんだ。
ホテルやオフィスビルばっか建てて、どうすんだ。

国際フォーラムセンターを抜ける。
年末のルミナリオのときは、すごい人手だった。
缶詰&レトルト食品フェア(?)をしていた。

今日は小冊子を手にして仕方なく戻る。
100円の小冊子を求めるのに、地下鉄を乗り継ぐのもアホらしいんで、
歩くことにしたが、途中でアセが流れ出す。

帰りに大昔、行っていた博報堂の入っていたビルが
建て替え途中でびっくりした。
変わらないのは東京駅だけか。

時間があれば、丸の内オアゾでも冷やかそうと思ったが、タイムアウト。

この辺は、自転車があれば、ベンリだ。

有楽町のそごうはビックカメラになった。
けど、ニッポン放送はお台場から古巣の有楽町に戻った。
旧社屋の頃、クルマの販売会社のラジオCMの録りで、よく通っていた。
予算がないんで、局アナに台本を読んでもらう。
キュー出しは、局のおじさんディレクターがしていた。

新しいところばかり、話題になるが、
奥まった路地にも昔の東京のイメージそのままの店がある。


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-07 20:00:41

「育ち」より「うじ」
hotwiredから気になる小ネタを。

「米国で「治療用うじ虫」の生産が倍増」してるそうだ。
ふむふむ、うじは、益虫だったのか。
ヒルも悪い血を吸わせるのに活用しているとは、
ほとんど白土三平の忍者漫画の世界。

思い出した。ライアル・ワトソンは、
インドやアフリカなど水の悪い地域へいくときは、
わざわざサナダムシを体内に入れ、疫病防止に役立てていたらしいから。
名前もつけていた、忘れちゃったけど。

寄生虫は、ダイエットはもちろんのこと、何でも花粉症にも効果があるらしい。
中村うさぎならトライしてみるかな。

「ためしてガッテン!」や「あるある大辞典」とかで取り上げたら、
ブームになるか。なるわけないか。

お待たせしました。bk1に『野川』古井由吉、レビュー、アップしました。


送ろうと思ったら、仕事が。


米国で「治療用うじ虫」の生産が倍増

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_rev.cgi/3f8e971f2fa3001036bb?aid=&bibid=02446657&volno=0000&revid=0000372904


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-06 23:25:15

クマ、仕事、グリーンピース
ふたりジャネット河出書房新社このアイテムの詳細を見る


さっき、誰か取材原稿できる人、いないかとの問い合わせの電話あり。
本来なら、ぼくが喜んで受けるんだけど、年内は、取材モノはつらい。
で、友人に頼んだら、快諾してもらえた。ラッキー。

こういうのが、ネットワークっていうんだろうね。
力量がお互いわかってるから、適材適所で仕事を回せる。
もっとも、最近は、回すほど、潤沢に仕事の量はないけど。

昨日の話題に引き続いて。
グリーンピースがこんなこと、アサヒビールにしてた。

昨今の街中のクマ騒動やサル騒動も抗議しろよ、グリーンピース。
クジラだけじゃなくて。

クジラは知能が高いから、無碍に殺すな。
ならウシやブタはどうなんだ。
ウシやブタも知能は高いぞ。と、前から思っていた。

クジラが捕獲できないから、クジラがウジャウジャ増え、
イワシなどの小魚は壊滅的な打撃を受けてるらしいが。

同じ理由で奥多摩もシカが禁猟となって、シカの天下となり、
木食べ放題で、樹木が枯れ、その結果、洪水や地滑りが増えることとなった。

日本もマイワシが、獲れなくなくって、
高級魚の仲間入りをするのも時間の問題のようだ。

クマつながりで。テリー・ビッスンの『ふたりジャネット』を読んでいる。
『熊が火を発見する』、おもろい。
次の『アンを押してください』は、『エンタの神様』の陣内とものりのネタとクリソツ。
つーか、陣内よりはおもしろいげと。
つくり話のうまさを堪能している。


グリーンピースジャパン

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-05 19:45:38

ネット力
クロダさんからのメッセージに関連して。

アサヒビールは、ペットボトルのビールをやめたんだ。
エライ。だって、どう考えたって、おいしそうじゃないもの。

SonyがCCDをやめたのは、たぶん、ブログやWebで多くの人が
シュプレヒコールをあげたのも一因だと思う。

以前よりは、ネットのクチコミを企業もおそれるようになったかもしれない。
少しはマシになったのかなあ。

ついでにプロ野球も新チームを認めてくれれば、なおさら。
個人的には、どこでもいいけど、Shidaxで野村監督の采配が見たい。
北海道日本ハム対西武のブレイオフ、見る気はなかったけど、面白かった。
セ・リーグよか全然いい。

だからといって、それ以上でもないし、それ以下でもない。

iPodがヒットしてるのもあるし、
商売がCCDじゃおいしくないって
ソロバンはじいたからじゃないのかな。

ヒットしているiPod、ありゃ、どう見てもひと昔前のSonyの戦略。
なぜに、なぜに、それに引き換え元祖か本家か知らないけど、
Sonyのは、カッチョ悪いよね、ネットワークウォークマン。
無難だ。冒険しろ。

クオリアなんて、マスターベーションしてる暇があったら、
カッチョいいデザイン、考えてよ。

TVだって液晶TVのブランドイメージはシャープに差をつけられ、
やれ「ビジョナリーカンパニーでござい」なんていってたら、
気がつけば、サムソンがぴったり背走している。

かつてLPレコードを滅ぼしCDにしたのはSonyの作戦勝ちだったけど、
MDはぱっとしないし。

ゲーム機やPCは一敗地にまみれたけど、見事リベンジしたSony。

MGMを買収したりしているけど、
本業であっというモノを見せてほしいもんだ。


ネットワークウォークマン




コメント(2)| Track back(0) | 2004-10-04 20:12:12

牛乳パック
日経bpのサイトに牛乳パックをリサイクルしやすい工夫を!という記事が載っていた。

確かに牛乳パックを洗って、ハサミで切って、乾かして。は、面倒かも。
ぼくもたまにするが、慣れれば、どうってことないけど。

でも、リサイクルしやすい新パッケージを開発したら、
そのメーカーは、売上アップになるのは必至。
牛乳って味とかで選ぶよりも、価格で選ばれる率が高いし、
リサイクル意識の高い主婦には、店頭での牛乳選択の差別化の有力な決め手になる。
さあ早いもの勝ち。

いちばんいいのは、リターナル瓶なんだけど、
牛乳は、宅配じゃなくて、
スーパーマーケットやコンビニで購入するのが主流だから、難しいか。

細かいことをいえば、下記のタイトルは
「牛乳パックのリサイクル率はリサイクルしやすいパッケージで高まる」
だよね。

牛乳パックリサイクルトイレットペーパーは、うちでは使ってないから、(だって割高だから)
エコファミリーとはいえない。

リサイクルって叫ぶんだったら、毎年のようにモデルチェンジして、
交換部品がないんで、修理できないっていうのをなくしてほしい。

修理を数回依頼したら、新しいのを買ったほうがよくなってしまうし。

あ、あと、ペットボトルビールは、反対。
リサイクルできるからいいっていうのは、違う気がする。
根本的に、ビールがうまそうに思えない。

○牛乳パックのリサイクル率はデザインで高まる


コメント(1)| Track back(0) | 2004-10-03 17:59:22

キンモクセイのかほり
自転車を走らせていたら、鼻先にいい香り。
キンモクセイの匂いだ。

でも、庭先のアサガオのこぼれたタネから芽が出ているし、
10月なのにトンボがよろよろと飛んでいた。
季節感なんてものは、消滅してしまうのか。
Tシャツに半ズボン、野球帽にサングラスと相変わらず夏のカッコだし。

温暖化で夏日は増え、台風上陸の回数が増え、
豪雨も増えるらしいけど、どうなるんだろう。

レビューをつらつらとまとめる。ナットクいかないんで、寝かしておく。

遅ればせながら、中日・落合監督、優勝おめでとうございます。
好調名古屋の企業に合わせて「名古屋の時代」とかいってるけど、
そうかもしれない。

落合には、20年前、仕事で会ったことがある。
当時のロッテの本拠地、川崎球場へ出向いた。
そうそう、大洋ホエールズの本拠地でもあった。
だから、矢作俊彦は、横浜ベイスターズを
「ありゃ横浜じゃない、川崎からの流れ者」だと手厳しい。

駅を降りる。アーケード街をくぐる。
隣は競輪場で、おしゃれじゃない、オッサンの町、昔の川崎のイメージ。

川崎球場は、いつ行ってもパリーグの試合が見れてよかった。

原稿を見てもらったら、広報担当者が「ここは、まずい」と
修正を入れようとしたら、
「いいんじゃないの。だってそういってるんだし」と、落合。
監督になってもあの口調は、変わっていない。

名選手と名監督は必ずしもイコールではない。
「オレ流」とかよくいわれるけど、プロとしての自覚、徹底した個人主義は、
イチローの先駆といってもいいだろう。

野球は団体競技だけど、個々人の資質、能力がいかんなく発揮されなければ、
いい仕事はできない。会社にもあてはまる。



コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-02 17:35:29